fabric londonのsound systemがすごいというのでロンドンまで体験しに行った


でも本当はUKGが聞きたかった


UK Garageの本場に行きたくてロンドン行きを決めたのに

このジャンルのイベントが全然ないよ。



UKGが全盛期だったのは90年代半ばなので、確かにイベントは少ないのかもしれないけど、

それでも ”UK” が付くんだし、soundcloudにもいっぱいUK Garageのmixが上がってるし、日本よりは多めにあるだろう、と思ったら本当に全然ない。


探し方が悪かったのかもしれない。


日程が悪かったのかもしれない。


自分の行くたった1週間の旅行でクラブに行けるチャンスは土曜日のみ。

仕方ないのでUKGのこだわりは捨てた。

そうだ、fabricに行こう!


じゃ、どこに行こうかと思ったときに、

誰かのブログにfabricが世界のクラブランキング4位とあったので、

「4位って一体どんないい音出すんだっ!?」と興味を持ち、

fabricに行くことに決めた。


このランキング、何基準かイマイチわからないけど、人気投票なのかな?


クラブ界隈で権威ある雑誌DJ MAGが毎年

世界のTOP CLUB 100

を発表しててそのランキングの事だったらしい。



ああ、でも帰国してからわかった事。


4位というのは2014年で、2015年の今年は15位にまで落ちてた。。。


ま、それはおいといて、

とにかく、すごいといわれているサウンドシステムをぜひ体感したいと思った。



渋谷wombでさえ2009年に4位まで取った。


いつも本当にすばらしい音出してくれる私のお気に入りのクラブ。

これを超えるのがfabricですよ!

この時fabricは2位だった。


前年の2008年はなんと1位にまで登りつめていた。



とにかくwombを超えるサウンドシステムがどんな音を出すのか

絶対に聴いてみたいと思ってのですよ。


旅の目的第一がfabric、

観光は二の次

ということで、初めてロンドンに行ってきたよ~!


fabricのフロア構成



fabricにはRoom1-3まで3つあった。


メインがRoom1

同じくらいの広さのRoom2

ラウンジ的なRoom3



壁がレンガ造りで中世の雰囲気があり、

ちょっとした「進撃の巨人」感



ほほう~床が振えるのか。fabricのsound sysytem



fabricのsoundsystemを解説している動画を発見したよ!

かなり映像が古い感じするけど。


コップの水がぶるぶるしてる~。

コップも回転しちゃっている~。

床に450個のトランスデューサーが埋め込まれている、と解説している。


トランスデューサーってなんだかわかりませんが、たぶんブルっと震えるものなんですかね?


Room1は足元からも振動が伝わるBodysonic dance floorとして有名なフロアーだったんだね。



実際に行ってみた感想は、


やっぱりいい音だった!


音は確かに大きいのに

耳が全然痛くならない。


振動が胸やお腹にズシズシ来て

ずっと浸っていたいくらい心地良かった!


でも、ソールがふわふわしたスニーカーを履いていたせいか、

足元のBody sonic効果は正直よくわからなかった。


スピーカーの配置がすばらしいのか、どこにいてもいい音で聴けたよ。



なんで前にだれもいないの?普通はDJがいるはず



不思議なのは正面のステージにDJがいなくて後ろのブースで回してた。

この日だけこういう構成だったのかな?


でもレーザーは前から飛んでくる。

無意識に誰もいない正面ステージを見ながら

DJを背にして踊ってた。



やっぱり気になるDJブース。

フロアを出て、DJブースが見える後ろに行ってみた。


CDJが3ペアずらーっと並んでた。

これだけあればDJの交代は楽だろうなと思った。



この日は、Room1ではHOUSE、Room2はTechnoだったみたい。

Room2も、やはりDJは正面にいない。

右サイドの高い所にいたので、手元は見えなかった。


レーザーが正面の高い位置から後光のように降り注いでて

その中央をずっと見ていると光のトンネルに入っていくような感覚になった。

ただこのテクノがずーっと同じリズムしか刻まないのでちょっと飽きてきた。

もう少し抑揚があってもいいのにと思った。
同じビートをただひたすら聞き続けていくと、何か高揚感が生まれるのだろうかと考えながら聞いてたけど、ちょっと自分にはその境地を理解できるまで耳が成長していないみたい。


Room3はこじんまりとしたラウンジ


照明もまあまあ明るくDJさんのお姿をはっきり見ることができた。

ブース周りに階段があるので、何をしているか見たかったら階段に登ると

DJプレイを後ろから眺めることができるよ。


お酒はそんなに高くなかったよ。

日本のクラブと同じ位かな。


そしてタバコ嫌いにはうれしい、全フロア禁煙でした。

吸いたい人は外に出なければならない。

旅行中で着替えもそんなにないし、すぐに洗濯できないし、

臭くなるのを覚悟していたので

本当に無臭で喉も痛くないし、超ありがたかった。

早く日本もこうしてくれないかな。



海外のクラブは危ないんじゃないかと、行くまでとても怖かったけど

全然大丈夫だった!

セキュリティのスタッフはたくさんいるし、日本と変わらないよ。



お客さんも観光客が割といたし、人種もさまざま。

服装見てると普段着の人が多く

おしゃれセレブリティーやEXILE系もそんなにいなかった。



完全に日本のような安心感を覚え、嬉しくてガンガン一人で踊ってたら、

いろいろな国の人が寄って来て、踊りもほめてくれて

みんなでわちゃわちゃ踊ったのが楽しかった!


座るところはRoom2の近くにあったよ。


入国してから全然寝れてないままクラブに来てしまったので

座ってしまうと本当に寝入ってしまう。


寝てるとスタッフに、「起きてください」と注意されるところも日本と一緒だった。



ベッドサイズのソファがあって、できればそこで完全に横になりたいと思ったけど

既に男女二人が寝そべってイチャイチャしてたので寝れないし。


でも、冷房がきつくてここで熟睡したら確実に風邪を引くと思った。

Tシャツ1枚で入ったので本当に寒かった。


お土産に買って帰るつもりのfabric Tシャツを

寒さに耐え切れずその場で開封し着てしまったよ。


ニコちゃんマークみたいなのを買った。


25ポンドって約5千円か。高っ。


ここはVATは効くんだろうか。

あぁ、聞くの忘れてた。


VATというのはValue Added Taxの略で付加価値税のこと。


旅行者はレシートに「VAT」とスタンプを押してもらうと

あとで空港で免税手続きすれば税金が還付される。


付加価値税20%って高すぎでしょ!


消費税8%の日本ってまだまだかわいいだったんだね。




トイレはRoom1とRoom2の間に1箇所あり、洗面所だけ男女共通なの。

洗面所が共通だと化粧直しとか落ち着いてできないし、ちょっと恥ずかしかった。

そこには警備員も立って見張っててくれる。


洗面所の水を出すには下にあるペダルを踏んで出す。

最初自動なのかと思って手をかざしてたら何もでない。

蛇口もない。あたふたしてたら警備員さんが下のペダルを教えてくれたwww



旅の思い出に写真撮りたいなと思ったけど、写真NGと案内があった。

空いてる時間帯で撮ってた人が案の定セキュリティに注意されていたので

やっぱり駄目なんだと思った。

でも観光の思い出にちょっとだけ、ちょっとだけ撮りたい!と

やっとの思いで撮ったのがこれ。

途中暗くなっているのはスマホを下に下ろしてたので、音だけをお楽しみください。

でも混み始めると結局注意もされないし、最終的にはスマホで堂々と撮ってる人も

いたので、なんだ、もっときれいに撮ればよかったと思った。


ちなみに携帯の電波は地下なので全く通じなかった。

友達とはぐれた時どうやって連絡とればいいのでしょうね。


前売り、入場、手荷物について


23時オープンなので、そこもだいたい日本と同じ。

遅れて行くとすごく並ぶと聞いていたので、10分前くらい着くよう行ったら

列にあまり人が並んでいなくて拍子抜けした。



しかも私はネットで前売りチケットを買っていたのでさらに別のレーンに移され、最前列になった。


行くと決めてからはearly birdで買えたので16ポンド(約3000円)ですんだよ。

イベントが近づくとどんどん高い前売りしか残ってないので、初めから行く予定を決めているなら早めに買った方がいいかもね。


ネットで予約するとQRコードが記載されたPDFが届くので、そのプリントを見せて入る。


現地の人はメンバーになっていたのか、カードを持っていた。

メンバーだとだいぶ安く入れるよう。



プリントを見せれば入れるのかとそのまま手荷物チェックまで進んでしまったけど、

最後チケット出すところでプリントでは駄目と言われてしまった。


また入り口ることになったので、

中に入る前にチケットに引き換えるのを忘れないように。


チケットは入り口の外に立っているスタッフに言って引き換えてもらう。


アイラインが斜め上まで跳ね上がったかなり派手目なナイロン系のお姉様スタッフが対応してくれた。


iPadで予約内容を確認してた。

名前が確認できたようなので、ロングコートのポケットからチケットを取り出し手渡してくれた。


パスポートを見せ、手荷物検査をし、先ほど引き換えたチケットを出してようやく入場できた!


手荷物はコインロッカーはなくクロークだった。

値段は2ポンドくらいだったかな?

忘れちゃった。


fabricの最寄り駅からの行き方


駅からは地下鉄farringdon駅から歩いて3-4分で行けた。


夜は危ないからタクシー移動がお薦めとか、何かのサイトで注意喚起されてたけど

なんか全然大丈夫だった。


23時前後の地下鉄にはまだまだたくさん人がいたし。

タクシーは高いから、地下鉄で行けたのは貧乏旅行者にとってはありがたい。



体力の限界、もう帰る


クラブは朝8時までやってるようだけど、無理無理。体が持たない。

徹夜続きと時差ぼけで朝5時にリタイヤさせてもらった。

これでもがんばった方。


寒いし眠いし早く帰りたかったけど地下鉄の始発が何時かわからず、

親切な人がバスの方が早く出ると教えてくれたので

ナイトバス(深夜運行しているバス)で乗り場まで案内してもらって無事帰れた。

たまたま同じ駅に宿泊していたので一緒に帰れたのはありがたかった。


自分の宿まで直通で帰れるバス停が結構遠かったので、初めて一人で夜のバスに乗るのは絶対迷ってたと思うから、人に教えてもらえて本当にラッキーだった。


ロンドン名物2階建てバスの2階最前列は結構迫力あって、乗ってて面白いかったよ。


ぶつかりそうなスレスレのところまでつめて運転するので、ちょっとスリリングだけど事故らないのがすごい。



fabricはいろいろな国の人と絡めて楽しかった。

ロンドン1週間じゃ全然足りなかった。

毎週金曜はドラムンやBASSの日なので、今度はそっちも行ってみたいですね。

あと、次こそUKGをやってるクラブを探したい。

Club Music好き大人女子海外ひとり旅

海外旅行が好き!クラブ音楽が好き!感動する音を聞けるなら国内海外問わず現地まで直接行きたい派。 大人女子が海外で一人旅するなら、気にかけるのは常に、安全・安心・清潔感。 これから同じ所へ行かれる方への参考になればいいなと思い、自分のメモを残しておきます。

0コメント

  • 1000 / 1000